うつ病の治療と経過

では、実際にうつ病の治療を行う場合にはどのような流れになるのか?ということについて簡単に紹介していきます。
基本的にうつ病というのは、薬を飲めばハイおしまい、というような簡単に治せる病気ではありません。
長い時間病気と向き合い、少しずつ治していく必要があります。

まず治療が始まると最初に行うのが、休養を取りつつの薬品治療です。
薬の詳しい内容については次のページで紹介しますが、ともかく休養を取りつつ薬で調子を整えていくことが重要になります。
特に重度のうつ病に掛かっている場合には日常生活自体が厳しくなっていることも考えられるため、一つ一つできることを増やしていくことが重要になります。
大体この初期治療には6週間から12週間ほどの期間がかかります。

この段階における最終的な目標は、日常生活をまた少し楽しめるようになる、ということです。
万全とは言えずとも、生活出来るようになるのは大きい改善と言えるでしょう。
ただ、その段階においては「ぶり返し」も考えられます。
症状が逆戻りすることが内容に、一気になおしてしまおうとは考えないようにするのが重要です。

安定から治療へ

生活に楽しみが戻ってきたとしても、少し無理をすると一気に重度にまで戻ってしまう可能性があります。
そのため、重要になるのが安定状態の維持となります。
この段階で気をつけなければならないのが、勝手に治ったと判断して断薬してしまうことになります。
精神的な薬だから、と思うと症状がなくなればやめてしまっても良いように感じるかも知れませんが、そういった性質のものではありません。

この安定を維持するのにも4から9ヶ月ほどの期間がかかります。
さらにこの後で日常生活へと戻していき、次第に薬を辞めていくことで完治へ向かっていきます。
重要なのは、医師の判断なしで勝手に判断をしない、ということです。