学校とストレス

学校というのは、沢山の楽しい事がある空間であることは間違いありません。
ただ、その反面で多くのストレスを抱えている空間であることもまた知っておく必要があります。
児童生徒や学生がうつ病になる、というのはあまり結びつきがないかもしれませんが、実際には学校での悩みがトリガーとなってうつ病となってしまう人も少なくありません。
では、具体的にはどのような悩みが学校から発生するでしょうか?

まず、勉強に関する悩みが挙げられます。
特に進学校などの場合、周囲との成績の差などが大きなストレスとなりうつ病を発症してしまう原因になる可能性があります。
そうなると勉強自体に対して意欲を出すことができなくなり、さらに成績が悪化、そして病状も悪化していくという負のスパイラルにとらわれる可能性があります。

さらに、人間関係による悩みが多いのも学校の特徴となります。
まだまだ人間的に成熟していない人が集まっているのが学校という空間です。
自分自身も、そして周囲も成熟していないからこそ、軋轢が発生しやすく、そしてそのストレスを外部に逃すことが出来ないことからストレスを溜め込んでしまうことに繋がります。

大学の場合

大学に入ると、学校から受けるストレスというのは更に種類が多くなってきます。
中学高校の時に比べて、学友の存在が重要になってくるためです。
勉強においても仲間がいるのといないのとでは大きな違いがあり、それらの関係から大きなストレスを抱える可能性があります。
比較することでストレスを感じることは少なくなるものの、今度は別の方向性からストレスを感じるようになってきます。

さらに、就職に関する悩みというのも大学では大きなものとなります。
就職難と呼ばれるこの時代、就職が思うように進まない、ということだけでも大きなストレスを感じてしまう可能性があります。
加えて友人の内定が決まるなどのことがあると、どんどん追い詰められていき精神的にダメージをうけてうつ病に繋がってしまう可能性があります。

中学高校時代の学校から発生するうつ病は、その人達に取って学校だけが世界であることから発生するものが中心です。
学校以外のところに世界を作ることが出来れば、ストレスを逃がす事ができる可能性があるでしょう。

大学時代のうつ病は、逆に社会と繋がらなければならないことによるストレスが中心となります。
いままでとは違う生活の形態から、うつ病に発展してしまう可能性が高くなるわけです。