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うつ病とは

うつ病、という名前自体は多くの人にしられていることでしょう。
しかしながら、その実態たる症状については詳しくしられていないというのが実状であるかと思います。
うつ病は精神的な病気であるため、実際にうつ病になったことがある人以外には目に見えた症状がなく、外からは理解がしにくいという事情があります。
では、具体的にはどのような症状が発生するのでしょうか?

まず代表的な症状であるのが、気分障害の発生です。
抑うつ状態になってしまう、というのがうつ病の最大の症状だといえるでしょう。
塞ぎこんでしまい、様々なことに対してやる気を喪失してしまっている状態のことをいいます。

この抑うつ状態になると、物事に対する意欲が失われるだけではなく、思考のベクトルがネガティブに向かってしまうという問題が発生します。
例えば悲壮感や不安感を感じやすくなり、ちょっとしたことでも前を向けなくなってしまいます。
何事にも焦りを感じるようになったり、何をしても満たされないような空虚な感覚に襲われること。
さらに、そういった症状によって何もできなくなっている自分に対して罪悪感を抱くことで、その症状を悪化させていくことになります。

この罪悪感の部分が、うつ病を甘えだ、というように考えていた人がうつ病に掛かってしまった場合に症状が悪化する理由です。
自分が認めていなかった病気に自分がなることで、自分は病気によってそうなっているのではなく、自分のせいでそうなっている、と錯覚してしまうことになります。
それが原因で症状が悪化し、仕事などが出来ない状態になってしまうことが少なくありません。

このような抑うつ状態というのは、何もうつ病でなければ発生しないものではありません。
普通に生活していても、気分が塞ぎこむということはそれほど珍しいことではないといえます。
これが慢性的に続いていくことになるのがうつ病の主な症状です。
普段から起こりうることである、ということが、うつ病を病気として認められない人を生み出す理由となっているといえるでしょう。

うつ病の症状について

では、より具体的にうつ病の症状について見ていきます。
うつ病はこころの症状だけではなく、身体にも症状を及ぼす病気です。
心の症状については上記に書いたように、抑うつ状態になり様々な弊害が発生する、というものです。
では、体の症状としてはどのようなものが考えられるでしょうか?

まず、不眠症が併発することが多いと言えます。
うつ病になると、様々なことに考えを巡らせるようになってしまいます。
主にネガティブなことを考えている状態というのは、眠ることが出来ない大きな原因となります。
暗くしている環境だとこのようなことに考えがいきやすくなり、眠れなくなることが多くあります。

当然不眠になると不眠による症状も加わることになり、身体的にも悪影響が発生します。
さらに、食欲が失われる、というのもうつ病の症状の一つです。
うつ病になってしまうと、ともかくどんなことに対しても意欲を失ってしまうことが考えられます。
食事という、通常ならば楽しめるものでさえその例外ではなく、食欲不振に見舞われる可能性は少なくありません。

食欲不振になると栄養が不足してしまう可能性が高くなります。
そして、この栄養不足というのはうつ病を悪化させる原因の一つでもあり、負のスパイラルにとらわれる原因を作ってしまいます。

同じように、三大欲求の一つである性欲の減退も見られます。
これも食欲不振と同様で、本来ならば誰しもが持っているはずの欲求すらわかない状態になってしまうのがうつ病の恐ろしいところです。

さらにちょっとした運動でも疲れるようになってしまったり、痛みを感じるようになることがあります。
加えて、下痢や便秘などの症状が出る可能性もあります。
心の症状から身体の症状が発生するもののことを「心身症」といいます。
このような心身症の発生によって、さらに深刻に考えるようになってしまうことから、うつ病が進行していくことが考えられます。

うつ病の症状については、下記サイトに詳しく紹介されています。
参考:うつ病って何?|JCPTD
このようなサイトを参考にすると、さらにうつ病に対する理解を進めていく事が出来るでしょう。

周りや自分がそうかもしれないと思ったら

うつ病というものを、どこか他人事のように考えている人も多いのではないでしょうか?
しかしながら、このうつ病はだれもが掛かる可能性のあるものです。
何かしらの理由によって自分がうつ病になってしまったと考えられた場合、どうするべきなのでしょうか?

一番いけないのは、自分一人で悩んでしまうことです。
うつ病をあたかも恥ずかしいものかのように考えている人が、さらに進行してしまう理由がここにあります。
自分がうつ病かも知れない、ということを誰にも打ち明けることが出来ない、内向きな状況になってしまうとさらに症状が悪化していくことが考えられます。
そうならないために、両親や友人、あるいは頼れる先輩でも構いません、ともかく自分の精神状態が不調であることを打ち明けることが重要です。

誰かに聞いてもらうだけでも楽になる、というのは精神的な問題ではよく聞かれることですが、これはうつ病の初期症状への対策として非常に重要なポイントとなります。
塞ぎこんで誰にも言えない、ということが一番うつ病の進行を助けることになってしまいますから、そうならないように、常に相談できる人を持っておくことが重要です。

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